地域在住中高齢者の主観的健康感と身体機能との関係
地域在住中高齢者の主観的な健康感や幸福感と身体機能・身体組成との関連を検討した.結果,主観的な健康感は骨格筋指標,複合的身体機能指標と有意な正の相関が認められた.また,主観的な幸福感は疼痛の有無と関連し,疼痛があると答えた対象の幸福感が低かった.身体機能の向上や筋肉量の増加,疼痛軽減などに対する理学療法士の専門性を基にした取り組みが地域在住中高齢者の健康増進に有益である可能性が示唆された.共同研究につき本人担当部分抽出不可能
城西国際大学紀要 第28巻3号, PP. 53~69.