高位脛骨骨切り術による出血量が膝関節屈曲可動域に与える影響
高位脛骨骨切り術(HTO)による出血量が術後の膝関節屈曲可動域に与える影響を検証した.結果,膝関節屈曲可動域は,少出血群・多出血群の間で術前に有意差は認められなかったが,術後2週・1ヶ月において多出血群が有意に低下した.CRP値は,術前・術後1ヶ月では有意差は認められなかったが,術後2週で多出血群が有意に増加していた.出血量がHTO術後の膝関節屈曲可動域に影響する可能性が示唆された.共同研究につき本人担当部分抽出不可能
The Journal of Clinical Physical Therapy』 第22巻,PP. 39~46