ウェアラブルモーションセンサを用いた要支援認定者の3ヶ月に亘る低頻度運動療法の前後比較
1st加速度計・角速度計を組み合わせたウェアラブルモーションセンサを開発し,要支援1認定者を対象とした週1回の低頻度運動療法の歩行機能への影響を明らかにすることを目的に,デイケア利用3ヶ月間の10m歩行テストの継続計測を実施した。被験者全体に歩行速度の改善が得られ,下肢角度や歩行周期,歩行率を維持する結果となり,低頻度運動療法が歩行に与える影響を確認することができた。
生体医工学 Vol.50,pp535-54