前脛骨筋に対する末梢神経連続パルス磁気刺激が脳卒中片麻痺患者の歩行に及ぼす影響
第47回日本臨床神経生理学会学術大会 神奈川
著者:松田雅弘,倉山太一,田上未来,栗原靖,阿部紀之,細矢貴宏,網本和本文:前脛骨筋に対する末梢神経連続パルス磁気刺激(rPMS)が脳卒中片麻痺患者の歩行に及ぼす即時的な影響について検討することを目的とした.rPMS後の歩行速度は向上し,ピークトルクに変化が生じた.これは前脛骨筋を刺激することで,同時収縮が改善し,立脚初期の下腿前傾を制動する力と遊脚時の足部のクリアランスの改善が考えられる.共同研究のため,分担困難.