全身浴,手浴,足浴,マッサージなど様々な方法を用いて行われるアロマセラピーをより安全に提供するために,アロマテラピーの際に用いられる精油の作用,効果を生理学的に明らかにしてある研究を概説し,精油であるセドロールの有用性について検討した.その結果,セドロールには交感神経活動を抑制し,副交感神経活動を優位にして沈静効果を有することが推測された.このことから,アロマセラピーにセドロールを使用することにより,有効性のあるアロマセラピーを行うことが可能である示唆を得た.担当部分:研究計画,論文作成を行った.
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