Academic Thesis

Basic information

Name AITAKE Michiyo
Belonging department
Occupation name
researchmap researcher code
researchmap agency

Title

手浴による自律神経系および中枢神経への影響 

Bibliography Type

Joint Author

Author

 

OwnerRoles

 

Summary

手浴による自律神経反応および中枢神経反応を調べる目的で, 対象者を交感神経優位群と副交感神経優位群に分けて検討した. 自律神経反応は心拍変動解析により, 中枢神経反応は近赤外分光法を用いた脳血行動態により前頭葉の活動を調べた. 健常成人男女20名を対象とし, 38℃で5分間の手浴実験および対照実験を行った. その結果, 交感神経優位群では, 手浴により交感神経活動が低下し, 副交感神経活動が亢進した. また, 主観的な気分の変化として, 手浴によりリラックス感が上昇していた. 一方, 副交感神経優位群では, 手浴により交感神経活動が亢進し, 副交感神経活動は低下した. 手浴による中枢神経系の反応として, 副交感神経優位群では背外側前頭前野および前頭極の活動が亢進した. また, 対照実験でみられた副交感神経優位群における活気の低下が, 手浴により抑制されていた. 以上のことから, 手浴は中枢神経系を介して自律神経および主観的気分のバランスを整える可能性が考えられる.
pp43~53

Magazine(name)

日本看護技術学会誌

Publisher

 

Volume

 

Number Of Pages

 

StartingPage

 

EndingPage

 

Date of Issue

2020/12

Referee

 

Invited

 

Language

 

Thesis Type

 

International Journal

 

International Collaboration

 

ISSN

 

eISSN

 

DOI

 

NAID

 

Cinii Books Id

 

PMID

 

PMCID

 

URL

Format

 

Download

 

J-GLOBAL ID

 

arXiv ID

 

ORCID Put Code

 

DBLP ID

 

Subject1

 

Subject2

 

Subject3

 

Major Achivement