統合失調症をもつ人々の社会生活力を構成する要素に関する研究
森山拓也
統合失調症をもつ人々の社会生活力向上のために、社会生活力の構成要素を明らかにして今後のリハビリテーションプログラム開発に向けた基礎的データを得ることを目的とし、自作の調査票を用いた横断的質問紙調査を実施した。その結果、統合失調症者の社会生活力の構成要素は、「他者との交流」「社会生活管理」「家庭内役割」「福祉制度や病気の知識」の4要素から構成されると考えられた。
日本福祉教育専門学校研究紀要
第21巻
第1号