『海外企業買収 失敗の本質 戦略的アプローチ』
日本企業による海外企業買収の成否、そして成否に影響を与える企業行動を分析。1985~2001年の買収金額100億円以上の海外M&A全116案件について、買収後に最高益更新率50%以上の利益成長を実現した成功が9件、撤退、売却した失敗が51件と判定。統計的検定をもとに、買収時における規模の優位性、買収時社長の長期経営執行、追加買収が成否影響を与えることを導く。
東洋経済新報社