2020年度:交付金額 300000円
本研究の目的は、高等教育機関である大学において、第二言語学習者が持つ学習障害を軽減するために、現状を明らかにし、適切な指導方法や改善策を提案することである。
現在、様々な背景を持つ学生が平等に学びの機会を持てる社会となってきた。そのような中において、学習障害を持つ学習者も、学習障害を持たない学習者と同様の学習目標を到達できるようにサポートし、指導することが求められている。本学でも、第二言語習得過程において、学習障害という観点で困難を抱えている学生も見受けられるが、その具体的な障害の原因が明らかにされないままである。そのため、実態調査を行い、具体的な支援や効果的な学習方法を提案する。