「個人と機関投資家の株式銘柄選択の違い」
日本の各上場企業の機関投資家保有比率と個人投資家保有比率を計算したうえで、こうした投資家がどのような特性を重視して銘柄を保有しているのかを実証分析した。本論文では主として個人投資家の保有傾向などについて分析をしており、彼らには割安銘柄、値下がり銘柄などを強く保有する傾向が認められた。
『証券アナリストジャーナル』第55巻第6号 日本証券アナリスト協会