Anger and perceived parenting: A study of a Japanese population. (怒りと被養育体験:日本人における研究)【査読付】
北村俊則、大橋優紀子、村上幹彦、後藤善隆.
1118人の乳幼児をもつ親への調査から、成人の特性怒り、怒り表出に対する被養育体験の影響を調べた. 構造回帰モデルから 1) 怒りのコントロール、怒りの内在と怒りの表出は特性怒りによって予測される、2) 特性怒りは、幼少期にうけた父親からの支配的養育スタイルによって予測され、母親のそれとは同じでない、3) 怒りの表出は、被養育体験によって直接的には予測されないことが明らかになった.
Psychology and Behavioral Science, 2 (6), pp. 217-222.