化学物質の皮膚暴露後のin silico皮膚吸収性予測法の確立
日本化学工業協会
第9期「日化協LRI(長期自主研究)」
皮膚は様々な化学物質の暴露部位であり、化学物質の皮膚透過性、体内吸収量、皮膚局所濃度などの予測は化学物質の安全性を保証する上で非常に重要である。これらをin silicoで予測する研究は数多く行われているが、角層厚を考慮した予測は行われていない。そこで、本研究では「角層厚の異なる場合でも化学物質の皮膚透過量および角層下量を予測することが可能な実用性に富むin silicoモデル」の構築を行う。