エレクトロポレーション処理皮膚を用いた表皮から真皮および真皮から表皮透過性の検討
日本薬剤学会 第26年会
薬物を角層に適用した時の皮膚透過性と真皮側に適用した時の皮膚透過性は、理論的には同じになるはずであるが、水溶性薬物の場合、透過方向によって皮膚透過性が異なった。その原因は、皮膚に存在する毛穴であると推察された。そこで本研究では、物理的(エレクトロポレーション)に角層に穴をあけ、同様の現象が観られるか評価した。