足底各部の機械受容感覚刺激が有効支持基底面の広さに及ぼす影響(第2報)~閉眼時における影響~
第18回関東甲信越ブロック理学療法士学会
視覚情報を除いた条件(閉眼)時における足底各部の感覚情報が立位姿勢調節に与える影響を検討した。対象は健常女性14名。結果から視覚情報が遮断された場合は、前足部中内側の感覚情報が静止立位時の動揺調節に重要な役割があることが示唆された。さらに後足部の感覚情報の増加は、後方への足圧中心最大移動範囲を増大させ、視覚情報が低下した際には、その役割がさらに重要性を増すことが示唆された。