地域在住高齢者における体幹回旋可動域とバランス評価指標との関係性
第21回千葉県理学療法士学会
本研究では、地域在住高齢者における体幹回旋角度と動的バランス能力との関係性を明らかにした。対象は地域在住の高齢者60名とした。本研究の結果、前方への重心制御能力の評価指標であるFunctional Reach Testと体幹の回旋可動域との関係性が明らかとなった。Functional Reach Testの姿勢方略として、重心の前方移動距離に伴い、足関節から股関節方略へ移行し、最終域にて体幹の回旋を用いることが考えられた。