6分間歩行試験の時間短縮に関する検討.
第24回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌. 2014; 24: 229s.
6MWTを実施した呼吸器疾患患者のうち、6MWT中の30秒毎の歩行距離の記録を行った患者71例を対象とした。30秒毎の歩行距離が6MDの何%の歩行距離かを算出し、SPO2の最低値や脈拍の最高値が歩行試験中の何秒時点で現れるか確認した。歩行時間と歩行距離は比例しており、6分以下の時間内歩行距離から6MDは予測できると思われる。またSPO2の低下を評価する際にも試験を6分以下としても評価できる場合もあり、評価の目的に応じて試験時間を短縮することは可能と思われる。