ベッドサイド呼吸リハビリテーションにおける離床の進め方についての検討.
第25回 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌. 2015; 25: 140s.
リスクが多い患者に対しての離床を安全に進め、リハビリ中止症例が今後増加しないためには、リハビリスタッフとしてどのように対応していけばよいか検討することを目的とした。離床を進める基準はほとんどのスタッフがもっていたが、その内容は統一されていなかった。また、離床状況の情報共有はすべてのスタッフが行っていたが、離床の仕方に自信がないと答えたスタッフが多かった。高齢や低栄養状態の患者の離床に関するマニュアルを考案し、リハビリスタッフや病棟スタッフに普及させていく必要があると思われた。