手浴の効果に対する生理学的エビデンスの確立
第18回 日本看護技術学会学術集会(於 福井市)
人為的に交感神経活動が亢進している条件および副交感神経活動が亢進している条件を作り出し、それぞれの条件における手浴の効果を検討した.手浴は交感神経優位な状態では交感神経活動の上昇を抑制し、副交感神経優位な状態では交感神経活動を亢進させることが示された.すなわち、手浴は自律神経系のバランスを調節することに役立つと考えられた.