推定透析導入時期および医療費削減の視点から糖尿病腎症等重症化予防の取組による効果の検証
令和2年度 千葉県保健活動業務研究発表会
平成25年度から平成29年度における特定健康診査受診者で腎受診勧奨対象者のうちΔe-GFRより75歳までに透析導入が予測される者へ保健指導を実施した効果について分析した。平成25年度から平成31年度までの医療費削減効果は127,982,000円で、国・県と比較しても減少率が高かった。指導後の透析導入時期延長期間が短い者の特徴として他疾患で定期受診している者であり、今度医療機関との協力体制の構築を推進する必要がある。