住民のニーズを反映した母親教室のあり方
平成10年度 千葉県保健活動業務研究発表会
妊娠中の母親教室における今後のあり方について、教室受講者および未受講者へ聞き取り調査を実施し検討した。教室に対するニーズとして、母体の健康・栄養、沐浴など関心は様々であった。未受講者は仕事や日程が合わないことが理由であったが、困った時は医療機関や家族などへ相談し問題解決につなげていた。教室のあり方として、知識だけでなく生活に応用できる実践力や実感のもてる内容を取り入れ、受講者の反応を聞きながら考えていく必要がある。また、医療機関での教室受講者が増加しており、医療機関への情報提供が必要である。