[書評]村山裕三著『アメリカの経済安全保障戦略――軍事偏重からの転換と日米摩擦』
飯倉章
村山裕三著『アメリカの経済安全保障戦略――軍事偏重からの転換と日米摩擦』の書評論文。同書における主要論点を検証し、批判点を明確にした。とくにキーコンセプトである経済安全保障の意味付けの曖昧さ、軍事技術における日米ギャップとコスト意識の相違についての疑問などを指摘し、著者の提言にも意見を述べた。PP.228~231
日本国際政治学会編『安全保障の理論と政策 国際政治117号』有斐閣
有斐閣
117号