婦人保護事業から女性支援法へ 困難に直面する女性を支える
第Ⅰ部では、第Ⅱ次世界大戦敗戦後の売春防止法制定過程を跡づけることで婦人保護事業創設の意味と社会的意義を考察し、婦人保護事業60年を振り返った。また、婦人保護事業の3機関の仕組みと支援体制を概観し、婦人保護事業の課題を提示した。第Ⅱ部第3章では、厚生労働省「困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会」の議論を紹介し、成果である「中間まとめ」を解説し、及び積み残された課題を紹介した。第Ⅰ部 PP.3-71第Ⅱ部 第3章 PP.151-170
信山社