『喪失と生存の社会学 大震災のライフ・ヒストリー』
樽川典子編
10年に及ぶ阪神淡路大震災・震災遺児家庭調査に基づいた論文集。執筆を担当した章では、阪神淡路大震災で夫を亡くした震災遺児家庭の母親への10年目インタビュー記録を、ライフコース研究で著名なプラースの「道づれ」「道筋」概念を用いて分析考察した。ほか、ケース記録も掲載。
「浮草のごとく」生きる:ある女性の人生史から / ケース記録「H・Uさん(17歳)」
pp.52-72 / pp.302-310
有信堂