Dirac現象論による光学ポテンシャルについて
Dirac現象論は中間エネルギーの陽子-核弾性散乱の実験結果の解析に用いられ、成功している。scalar, vector potentialのtime like成分が用いられ、通常、現象論的に決定されるが、近年、相対論的場の理論に立脚した手法により、これらを理論的に求める試みが成果をあげている。これらの方法論及び結果の妥当生を検証するため、Dirac現象論による陽子弾性散乱の解析の有効性を検証した。87巻, 6号, F76-F80
素粒子論研究, 素粒子論グループ 素粒子論研究編集部