大学生の学ぶ意欲について~学習観からみた学習動機、学習方法の検討
大学生の「学ぶ意欲」について、それまでに形成された学習観がどのように学習動機と関連し、学習方法とどう結びつき、学習の成果に作用するのかについて、学習観、学習動機、学習の成果についての項目からなる質問紙を作成し検討を試みた。その結果、方略志向の学習観をもつ学生は自発的に学習に取り組みより効果的に成果を上げるが、環境志向の学生は動機が自己の外にり学習の成果をコントロールできない状態にあることが示唆された。
工学院大学教職課程・学芸員課程年報第17号