Identification of AUF1 as a rapamycin-responsive binding protein to the 5’-terminal oligopyrimidine element of mRNAs AUF1は、ラパマイシンに応答してTOP mRNAの5’末端配列へ結合が増加する
日本薬学会第128年会(横浜)
脊椎動物5'-terminal oligopyrimidine (TOP)を持つmRNAs は一律的に転写後調節を受けており、 TOPへ特異的タンパク因子が結合するとTOP mRNAs の翻訳開始が抑制されると考えられている。我々は以前、TOP mRNAの一つである、リボソームタンパク質L32のTOP調節配列に結合する、47 kDa と43 kDa の 因子を分離精製し、内部アミノ酸配列より、2x RBD-Gly family のAUF1と同定した。今回は、誘導の機構を明らかにする目的で、AUF1タンパク質の細胞内挙動に対するラパマイシンの影響を検討した。27PE-am270