【目的】 株式会社アマゾンフードが開発したAF 08プロポリスが、循環血液のリンパ球細胞中の遺伝子発現への影響を網羅的に解析し、ヒトへの作用を評価する。
【方法】健常人ボランティア(男性)が、 60 日間AF08系プロポリスを摂取する前後に30mLの全血を採取、リンパ球細胞を調製後、全RNAを抽出調製しmRNA 発現 の網羅的解析、さらにWiKiPathwayを解析した。健常人ボランティア(女性2、男性 1より同様に全血を採取、 リンパ球細胞を調製後、microRNA発現を網羅的に解析した。
【結果】WiKiPathway 解析では 13のPathwayが正に調節された。 これらのうち増殖・分化・免疫(6種や細胞内情伝達(5種)に関わるものが大半をしめた。 健常人ボランティア3名における microRNA 発現は正に3種、負に4種共通に発現調節された。
【考察】プロポリス摂取はヒトの血液中リンパ細胞の遺伝子発現を調節する可能性が考えられる。
共同研究につき本人担当部分の中手出不可能