ブラジル産プロポリスの抗ウイルス作用に寄与する含有成分の考察
懸川友人,石井洋佑,菊池直也
日本薬学会第142年会(名古屋)
本研究では、AF-08に含有され、抗ウイルス作用への寄与が期待される化合物を明らかにするために、これらが遺伝子発現に与える影響をAF-08と比較解析することで、AF-08の抗ウイルス作用に寄与する含有成分を考察した。その結果AF-08の生物作用は、同濃度で用いた6種の構成化合物の中ではapigeninの正の遺伝子発現調節における寄与が最も大きいと考えられた。Apigeninの抗ウイルス作用を検討することが重要であると考えられる。