E.hirae H+-ATPaseの分子集合の調節
第70回日本生化学会大会(東京)
Enterococcus hiraeのF1FO-ATPaseは、細胞外にH+を排出することにより細胞内pHの調節を行っている。合成されたATPaseのsubunitがすべて分子集合するのではなく、一部が細胞膜に集合してF1FO-ATPase complexを形成する。pHの低下により細胞膜への分子集合が促進され、分子集合する割合が増加する。そして、分子集合しなかったF1 subunitsは細胞質に留まり、その後分解されていくと考えられる。(共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)