大腸菌のCa2+感受性変異株の分離と変異遺伝子の同定
第45回日本薬学会関東支部大会(東京)
細菌にも複数のCa2+輸送系があることが古くから知られていたが、細菌におけるCa2+の機能はまったく不明であった。そこで、pH5.5においてCa2+に感受性になった変異株を分離した。得られた変異株は中性ではCa2+感受性は無く、このCa2+輸送系はpHにより異なる系が働くことが示唆された。また変異した遺伝子は83分に位置した。(共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)