酸性条件(pH6.3)下で生育できないCHO細胞の分離
第74回日本生化学会大会(京都)
動物細胞の耐酸性機構を明らかにする目的で、CHO-K1細胞からpH6.3の酸性条件下で生育できない変異株を分離した。この変異株が耐酸性を失い、酸性条件下で細胞内pHが低下して生育できなくなる原因は、Na+/H+-exchenger、HCO3- transpoter、H+-ATPaseの欠損ではなく、欠損部位は他に存在するものと推測した。(共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)