RPMは、TOP mRNAの翻訳を抑制する。TOP tractに結合するtrans因子は選択的な翻訳の抑制に関係すると考えられる。私たちは、hnRNP Dを、trans因子の妥当性のある候補であると確認した。RPMの処理の後に、組織または細胞から細胞質の抽出物をショ糖密度勾配遠心によって分離し、分画中のhnRNP Dの量はWestern blotで解析した。RPMは、S100分画のhnRNP D p45蛋白の増加させ、一方polysomal分画では減少した。これらの結果は、hnRNP Dの細胞質への蓄積は、TOP mRNAの翻訳抑制の引き金かもしれないことを示している。
(共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)