ラパマイシン(RPM)によりfree polysomeヘの蓄積が見られたheterogeneous nuclear ribonucleo- protein C-like/UP2のmRNAは、RPM添加によりC-末端、及び3’-非翻訳領域の exon発現が増加する可能性がRT-PCRで示された。また同タンパクは、スピラマシン添加でわずかに、RPMとの併用により顕著に誘導された。さらに、SPMは培養リンパ細胞に対しFK506と同等の細胞毒性を示したことから,免疫抑制作用を持つ可能性が考えられる。
vol.54, Suppl. C pp94~96(共同研究に着き本人担当部分の抽出不可能)