イミダゾールおよび2-メチルイミダゾールの結合織への残留に関する研究(1):残留の形態について
日本薬物動態学会 第9年会 (広島市・広島国際会議場)
日本薬物動態学会
広島
血管壁などのエラスチンやコラーゲンに富む組織に特異的に蓄積・結合する性質を有する薬物が多い。その化学構造中にイミダゾール基を有する薬物についても同様な性質が認められている。イミダゾールおよび2-メチルイミダゾールの14C-標識体自体をラットに静脈内投与した場合も血管壁への集積が認められることから、その様な性質は本残基に関連することが示唆された。