Pibutidine Hydrochloride, 3-amino-4-[[(Z)-4-[[4-(piperidinomethyl)-2-pyridyl] oxy]-2- butenyl]amino ]-3-cyclobutene-1,2-dione monohydro- chloride (IT-066) の体内動態(第7報):シクロブテン環14C標識体のラットにおける代謝.
新井正行,長瀬靖子,佐々木毅典,加藤幸司,秋元雅之,樋口昭平
塩酸ピブチジンのシクロブテン環14C-標識化合物をラットに投与後の代謝について検討した。単離された代謝物について同定を試み、脱離したシクロブテン環やthiocyanateを同定した。シクロブテン環部は解裂、脱離など様々な代謝を受けて、thiocyanate, glycineや serineなどの特徴的な代謝物が生成すると共に、一部はCO2まで代謝されることが明らかとなった。
『薬理と治療 』 27巻4号
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