2, 6−二置換ピリジンによるタンパク質合成への影響の検討
日本薬学会第142年会
名古屋
近年、無細胞蛋白質合成系は、遺伝子からタンパク質を簡便かつ大量に得ることからできる方法として、着目されつつある手法である。今回は、無細胞蛋白質合成系中に種々の複素環化合物、特に2, 6−二置換ピリジン類を添加した際の、タンパク質合成量を比較検討することで、添加した複素環中における電子密度の差異がタンパク質合成にどのような影響を及ぼすかについて検討を行った。