城西国際大学公開講座(茂原) 演題「房総の海と姫神―オトタチバナヒメ、タマヨリビメなど―」
古代房総の文学的な話題は、ヤマトタケルノミコトの東征など内房ばかりが注目され、外房はやや目立たない地域となっている。しかしながら、同じ記紀の世界に少し視野を広げると、魅力的な海の姫神の姿が見えてくる。「女」「海」「玉」をキーワードに、古代の九十九里周辺と神話世界のかかわりや後世の人々の受け止め方などを探った。