ロシアリスクがグローバル経済に及ぼす影響
吉岡美愛
2022年2月突如勃発したロシアによるウクライナ侵攻以降、FRBは、インフレ高の抑制を名目に、連続的に大幅な金利上昇を容認し、追従してECBも同様に大幅に金利を上げている。本研究では、ウクライナ侵攻によるロシアリスクが、グローバル経済にどのような影響を及ぼしているのか、主にエネルギー資源問題とインフレ加速、政策金利上昇新興国におけるトリプル安と政治リスクについて考察している。
城西国際大学紀要 経営情報学部
第31巻
第1号
ISSN 0919-4967