フロースルーセル法を用いた坐剤製剤の薬物放出試験:温度の影響
日本薬学会第138年会(金沢)
アセトアイノフェンを主成分とする坐剤からの薬物放出についてフロースルーセルを用いて検討した結果,メーカー間で基剤が違うため放出性が異なることがあることが分った。これは発熱時の投与を想定しているためで,37℃では放出が異なるが,39℃以上ではほぼ等しくなることが分った。