マウス下部消化管における冷刺激受容体TRPM8発現神経の免疫組織学的解析
日本薬学会第137年会(仙台国際センター)
[概要] マウス遠位結腸の筋間神経叢では冷刺激受容体TRPM8が発現する細胞体が観察されたことから、内在性神経上にTRPM8が発現していることが示唆された。また、サブスタンスP、小胞アセチルコリントランスポーター(VAChT)との共存からコリン作動性神経にTRPM8が発現していることが示唆された。この結果からTRPM8チャネルは下部消化管運動に関与していると推察された。〇山川拓未、野間裕記子、田嶋公人、堀江俊治(口頭発表)