マウス摘出遠位結腸標本におけるワサビ辛味成分アリルイソチオシアネートの平滑筋収縮作用-TRPA1発現神経の役割-
日本薬学会第137年会(仙台国際センター)
[概要] マウス摘出遠位結腸標本において、ワサビ辛味成分アリルイソチオシアネートはワサビ受容体TRPA1を介し平滑筋収縮を誘起し、その反応は神経性であると推察された。また、その反応はセロトニン含有神経から遊離されるセロトニンがコリン作動性神経に存在するセロトニン5-HT3/5-HT4受容体に作用して発現することが示唆された。〇石原佑基、浦羽哲平、野間裕記子、田嶋公人、松本建次郎、堀江俊治(口頭発表)