麻酔下ラットにおけるワサビ辛味成分アリルイソチオシアネートによる胃粘膜血管透過性の亢進 -TRPA1の関与
第40回日本潰瘍学会(京王プラザホテル)
[概要] ワサビ辛味成分アリルイソチオシアネートは、肉眼的胃粘膜損傷を誘起しない低濃度でもラット胃粘膜において血管透過性の亢進(微小粘膜炎症)を引き起こすことが判明した。また、この現象は胃粘膜血流の増大反応と同様に、TRPA1を介していることが推察された。[共同研究] 竹内徹也、田嶋公人、松本健次郎、堀江俊治(口頭発表)