麻酔下ラットにおけるワサビ辛味成分アリルイソチオシアネートによる胃粘膜炎症の惹起 ―TRPA1チャネルの関与― Gastric mucosal low-grade inflammation induced by allyl isothiocyanate, a pungent ingredient of wasabi, in anesthetized rats: role of TRPA1 channels
日本薬学会第135年会(神戸、デザイン・クリエイティブ神戸)
[概要] アリルイソチオシアネート(AITC)は、ラット胃粘膜において血流増大と血管透過性の亢進を誘起し、胃粘膜炎症を惹起することが判明した。また、この現象のうち胃粘膜血流増大はTRPA1を介するものの、血管透過性の亢進はTRPA1を介さないことが示唆された。[共同研究] 渡邉裕斗、田嶋公人、高野翔太、堀江俊治 (ポスター発表)