麻酔下ラットにおけるワサビ辛味成分アリルイソチオシアネートによる胃粘膜血管透過性の亢進 -TRPA1の関与-
[概要] ワサビ辛味成分アリルイソチオシアネートは、肉眼的胃粘膜損傷を誘起しない低濃度でもラット胃粘膜において血管透過性の亢進を引き起こすことが判明した。また、この現象は胃粘膜血流の増大反応と同様に、TRPA1を介していることが推察された。〇田嶋公人、竹内徹也、松本健次郎、堀江俊治
ULCER RESEARCH VOl.40, PP.13~16 (2013)