麻酔下ラットにおけるTransient receptor potential A1チャネル活性化薬アリルイソチオシアネートによる胃粘膜血流の増大反応
[概要] 麻酔下ラットを用い、アリルイソチオシアネートによる胃粘膜血流の増大反応には、ワサビ受容体TRPA1が関与することが判明した。また、その血流増大は、カプサイシン感受性知覚神経を介するものと介さない機構の両者により誘起されることが推察された。〇田嶋公人、松本健次郎、堀江俊治
ULCER RESEARCH Vol.38(2), 187-189 (2011)