若手研究(B)
研究課題番号:22700654
(2010~2011年度)
ラットを用いて運動負荷時のMg動態について検討する。Mgはその摂取の不足が危惧され、またその不足はある種の疾病の発症に関与が示唆されている。一方で、生体内での役割から運動時の要求性の増大やパフォーマンスの向上への関与が指摘されている。そこで運動負荷ラットを用い、摂取Mg量、負荷運動強度や負荷時間の相違がもたらす、血液および各臓器中のMg分布や出納について検討する。とりわけ血液ガスとの関係性、骨格筋でのエネルギー代謝への影響および腎臓における排泄機構について検討を行い、運動時のMg摂取の有益性について検討する。