FICAの不斉合成研究
第37回フッ素化学討論会(大阪)
これまで光学活性FICAメチルエステルはラセミ体をキラルカラムを用いて光学分割することによって得られており、合成ルートの観点からすると改善の余地が残されていた。そこで今回、シャープレス不斉ジヒドロキシか反応を経るFICAメチルエステルの不斉合成反応を検討した。