講演・口頭発表等[R]

基本情報

氏名 瀧 章次
氏名(カナ) タキ アキツグ
氏名(英語) Taki Akitsugu
所属 国際人文学部 国際交流学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル

「プラトン対話篇の分析 ---方法論と『ヒッピアス(小)』への応用」 

講演者

 

会議名

第26回ギリシア哲学研究会 上智大学

発表年月日

1996/12/01

開催年月日(From)

 

開催年月日(To)

 

招待の有無

 

記述言語

 

国名

 

会議区分

 

国際共著

 

会議種別

 

主催者

 

開催地

 

URL

形式

URL

無償ダウンロード

 

概要

M.Litt.論文の方法論的前提に含まれていた含意を明確にした論。「登場人物ソクラテスはプラトンの代弁者」という旧来の暗黙の単層的了解を、厳密に支えようとすれば、複層的な対話構造の分析を通して、「諸対話篇における登場人物ソクラテスの同一性」、「ソクラテスに帰せられる信念の導出可能性」を示さなければならない事を提示する。また、対話篇それ自体は、何かに還元されるべきものである前に、劇という細部に至るまで文学的作為に貫かれた作品であるから、対話に関わる当事者の、相異なる信念体系が、相互の言葉の交換を通じて、開示、展開、変容していく様相が、先ず分析されなければならない事を論ずる。

主要業績フラグ