人文社会研究のアクチュアリティをもとめて―近代ヨーロッパにおける政治学・倫理学のディスコースを手掛かりに
①歴史的な「保守主義」の提起した問題設定は、政治学・倫理学のディスコースにおいていかなる有効性を有するか。②歴史的な「保守主義」の提起した問題設定は、ソクラテスを基点として始まった倫理学・政治学のディスコースにおいて、歴史的な解釈において、どのような有効性を有するか。③歴史的な「保守主義」と同じ問題設定を共有する「熟議・討議 倫理学/民主主義」を対照的参照軸として見ると、歴史的「保守主義」の有効性はどのように理解できるか。以上3つの課題に応える。