介護福祉コースで開発した「介護実習評価指標(案)第2版」のルーブリック評価としての妥当性の検証と評価指標の改善を研究目的とした。方法は2018年度、2019年度の2年間に行った「介護実習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の評価において、「ルーブリックを用いた介護実習評価指標案 第2版」(表1)に付けられた丸印の度数と、「介護実習評価表」(表2)でA~Dで評価された結果について、各16観点の評価基準ごとに相関分析を行った。そのうえで全体分析、各段階分析、及び観点毎に検討課題ならびに、2018年度単年で分析を行った際の課題となった観点について比較検討をした。